AKI-H8/3048fone CPUカードの手なおし
AKI-3048fone CPUカードではSCI0はレベルコンバータに直結している。そのためCN1からSCI0信号を取り出して使う場合は,RXD0はCPUへの入力なので信号の衝突が生ずるため,切り離しが必要となる。TXD0はCPUからの出力なのでそのままでよい。
購入した状態でのCPUカード内の結線図は次のようになっている。
切り離しができるように,次のようにスイッチを付ける。
このスイッチ(RXD0SW)ONの時,CN4のSCI0が使え,OFFの時,CN1のSCI0が使える。
RXD0SW 使用可能なSCI0端子 ON
CN4 OFF CN1
手なおしの様子を写真で示すと,次のようになる。
AKI-H8/3048fone CPUカードの裏側のところにスライドスイッチを接着剤でつける。スイッチの赤丸で示した2本の足を使うと,使用感が直感的になる。図の赤の四角の部分から線を引き出す。
赤矢印のところをパタンカットし,その両側から線をハンダ付で引出し,上のスイッチの2本の足に付ければよい。