Javaのプログラミング環境
15July2022
9Sep2002 coskx
1.はじめに
この文書はJavaをwindows環境で利用するための方法を示したものです。
Javaの文法を解説したものではありません。
Javaのバージョン依存なしに動作します。
2.前提
「JDK for windows」が「C:\Program Files\Java」にインストールされているとします。
またJRE(ランライム環境)もインストールされているものとします。
JDKは
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
こちらからダウンロードできます。
JDK は Java SE Development Kit のことで,Javaのプログラム開発に必要です。
For Java Developers. Includes a complete JRE plus tools for developing, debugging, and monitoring Java applications.
JRE は Java Runtime Environment のことで,Javaプログラムの実行のために必要です。
Covers most end-users needs. Contains everything required to run Java applications on your system.
3.「コンパイル&ゴー」コマンドとサンプルプログラムのダウンロード
ダウンロード
4.コンソール実行形式のJavaプログラミング
ソースファイル"Hello.java"をrunJava.cmdにドラッグ&ドロップすればコンパイルして,実行実行される。
ダウンロードzipファイルに含まれる"Hello.java"と"runJava.cmd"
>javac Hello.java
>java Hello
Hello world! from KosakaPushing any key leads the exit.
実行結果
5.ソースファイル例"Hello.java"
class Hello {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello world! from Kosaka");
}
}注意 ファイル名とクラス名は一致させておくこと
例1 Hello.Java
class Hello {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello world! from Kosaka");
}
}例2 Morning.Java
class Morning {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Good morning! from Kosaka");
}
}
同様に新しいjavaファイルができたら,runJava.cmdにドラッグ&ドロップすればコンパイルして,実行される。
★複数ファイルに記述された場合
このrunJava.cmdは,複数ファイルにクラスが記述されている場合でも,
同じディレクトリ内にあれば利用できる。
mainが記述されているファイルをドロップすることで実行できる。
またパッケージを使っている場合(ディレクトリにまたがった複数の
ソースファイルの場合)でも同様である。
mainが記述されているファイルをドロップすることで実行できる。
★このrunJava.cmdはterapadに組み込んでも使える
(1)runJava.cmdをterapadフォルダに入れる
(2)terapadのツールメニューからツールの設定を選んで,追加
名前:たとえば「run_java」
実行ファイル:「%p\runJava.cmd」
コマンドラインパラメータ「%f」
作業フォルダ:空白
ファイルの上書き保存:上書き保存する
それ以外はなにも変更しない
6.javaサンプルプログラム
以下の2つのサンプルプログラムなどが解凍したフォルダ
javasample\javacsample にある。
(1)時間クラスでの,時間の和を求めるプログラム(sample1.java)
(2)2次元座標クラス,2次元変換行列クラスを用いて,2次元座標の変換を行うプログラム(sample2.java)